静岡・白萌様の工場撮影へ
私たちの仕事のなかでも特に手応えのある撮影は、渋谷から遠く離れた場所にあったりします。
今週は機材を積んで静岡へ。Webサイトのリニューアルを控えた精密金属加工会社・株式会社白萌様の企業撮影です。いただいたご要望はシンプルで、そして本質的でした — 仕事のありのままを見せたい。機械と、手元と、そこで働く人を。
職人の会社
白萌様は、職人が主役の加工会社です。小ロット、複雑な形状、短納期 — 多くの工場が敬遠する案件を引き受け、熟練の手と現代の機械を掛け合わせて仕上げていく。現場を歩けばすぐに分かります。どの持ち場にもリズムがあり、どの道具にも定位置がある。
それをカメラに収めるのが、私たちの仕事でした。
撮影したもの
この日のテーマは3つ。
- 機械 — CNCの加工機や工具を、現場の主役にふさわしい佇まいで
- 手元 — 段取り、計測、仕上げ。何十年分の技術が宿る、小さな動きの数々
- 人 — 働く場所で、働く日の、飾らない職人のポートレート
工場は撮影者にとって簡単な場所ではありません。光は混ざり、機械は動き続け、そして現場はカメラのために止まってくれない。私たちのやり方は、作業の流れを止めるのではなく流れに寄り添うことです。アングルは事前に設計し、できる限り現場の光で素早く撮り、演出するのではなく本物の瞬間を待つ。
職人が、職人を撮る
加工した部品を指先の感覚で確かめる姿には、不思議な既視感がありました。写真も同じです。反復の中で磨かれた判断力、誰も意識しないけれど誰もが感じ取るディテールへのこだわり。ひとつのクラフトがもうひとつのクラフトを記録する — こういう撮影は、私たちにとっても特別な時間です。
企業のための写真
この日の写真は、リニューアルされる白萌様のWebサイトで、お客様や未来の社員に「この会社の本当の姿」を伝えていきます。企業写真の役割は、会社を飾ることではなく、会社を正直に見せることだと私たちは考えています。
工場、工房、チーム — 見せる価値のある「本物の仕事」をお持ちの企業様、ぜひお気軽にご相談ください。
TPS Team

